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戦争の犬たち (上) (角川文庫)価格: 580円 レビュー評価:4.0 レビュー数:6 著者の作品のベストだと思います。
レアメタルに関する国際情勢を理解するのに良書です。
また、なによりストーリーも一級です。
当時1960年代のアフリカ情勢(コンゴ、ジンバブエetc)
など興味があるかたは絶対楽しめます。
傭兵(マイク、ホアーの第5コマンド。 ブラックジャック、シュラム。 )
など現実に活躍した傭兵達も背景として登場します。 |
イコン〈下〉 (角川文庫)価格: 798円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 どうしても「ジャッカルの日」、「オデッサ・ファイル」、「神の拳」などと比べてしまうのですが、この小説はいつになく淡白で、話の筋も見え見えで、話の展開に無理があるように感じる箇所もいくつかあります。ロシアの最高機密が掃除夫に盗まれるのは無理があるし、VIPのOBクラブもとってつけたようにしか見えない。さらに、ロシアを立憲君主制へ移行させるのはいかがなものか。ただ、相変わらず物語のあちこちに散りばめられているスパイスは楽める。例えば、エリツィン後のロシア政界・社会の混迷、ロシアの裏社会でのマフィア、冷戦時代の2重スパイ、落ちこぼれCIA幹部の世渡りの生態などなど。 |
殺戮のオデッセイ〈下〉 (角川文庫)価格: 680円 レビュー評価:4.5 レビュー数:6 ラドラムの持ち味が遺憾なく発揮された作品といえる。
謀略、アクション、サスペンス、夫婦愛、そして壮大なスケール。それらが1200ページのなかに詰め込まれている。とくに、デルタとして壮絶な殺戮を実行するボーンと、マリーとの会話のシーンは印象的である。
欠点はといえば、ラストの戦闘シーンが以外にあっけからんとしていることだ。
この長さに読む前から辟易する人もいるだろう。しかし作者は「あの」ロバート・ラドラムなのだ。「暗殺者」のラドラムなんだぞ。
つまらないはずがない。
言っておく。
この物語は絶対に面白い。(夢 |